音楽史トライアル(古典派)

バッハの息子たち その2

ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハは音楽家となったバッハの息子の3番目で、ドイツのビュッケブルクのヴィルヘルム伯爵の宮廷音楽家を務めた。1771年、同地に宮廷牧師としてドイツ文学者のが赴任してきて親交を結んだ。同地ではの音楽がもてはやされていたが、伯爵の妻が敬虔深い女性だったことから宗教曲が求められるようになり、バッハも新任牧師の詩による《ラザルスの復活》や《幼きイエス》などのを作曲している。