音楽史トライアル(古典派)

18世紀のドイツの音楽

ドレスデンはザクセン選帝侯国の首都として文化芸術が栄えた。宮廷楽団には楽師長ヴォリュミエやその後継者ピゼンデルの他、フランス出身のや後にプロイセンのフリードリヒ大王の宮廷の音楽家となったクヴァンツ、ボヘミア出身のコントラバス奏者で作曲家、トリオ・ソナタなどの室内楽や《ミゼレーレ》などの宗教曲で知られる、34年に宮廷楽長に就任し、イタリア・オペラやオラトリオ、モテット、カンタータなどイタリア様式の音楽を多数作曲したらが活躍し、当時のドイツの音楽界に大きな影響を与えていた。