音楽史トライアル(中世)

記譜法の発展2

フランスでは13世紀頃までに5線音符(4線譜や6線譜もあった)が定着して、音高がかなり示せるようになった。しかし、音価はそれぞれ異なった音符記号を用いるのではなく、単独の音符や音符群の一定の組み合わせによるリズム型で示した。世紀の中頃までにこれらは6つのパターンに集約される。

これはと呼ばれ、黒い角型の連結音符を組み合わせて示した。

のレオニヌスはこの記譜法を用いて多くのオルガヌムを書いている。