音楽史トライアル(中世)

多声声楽形式

13世紀のフランスの教会の多声声楽曲にがある。旋律はすべて新しく作曲され、どの声部も同じリズムで動く。歌詞はラテン語で、宗教や政治を扱ったものが多かった。

また、既存のオルガヌムの一部で、とりわけ2声以上の声部がそれぞれ一定のリズム・モードで動くで書かれた箇所の、テーノル声部のすぐ上の声部、すなわち第二声部に新しい言葉を付けて歌われるようになった。

やがてそれは独立した楽曲となり、フランス語の「言葉」(mot)から、と呼ばれて人気を博した。