音楽史トライアル(近代)

ブゾーニ

フェルッチョ・ブゾーニ(1866~1924)は、に生まれたが、おもにドイツで活躍した。

ピアノのための《ソナチネ第2番》(1912)は、半音階的旋律を多用して調性から解放された音楽であるが、その後古典的な傾向を強く示すようになる。

とくにバッハの作品を好み、チェンバロ用に作曲されたバッハの作品をピアノで演奏できるように校訂楽譜も出版している。

また、ブゾーニは音楽美学者でもあり、その著は大きな反響を得た。

彼はさまざまなジャンルの作品を作曲しているが、オペラとしては、未完のなどがある。