音楽史トライアル(近代)

ラヴェル その2

ラヴェルはムソルグスキーのピアノ曲《展覧会の絵》を管弦楽曲に編曲したことで知られているが、自作のピアノ曲も数多く管弦楽化している。たとえば、彼の最後のピアノ独奏曲である《組曲「クープランの墓」》も管弦楽化されているが、その際、ピアノ版にあるとトッカータは除外された。

その他に、8つのワルツから構成されるや、曲数を増やしてバレエ音楽に仕立てられたなども、もとはピアノ曲であった。