音楽史トライアル(バロック)

リュート

リュートはを起源とし、中世から18世紀までヨーロッパ全土で栄えた撥弦楽器。胴体は洋梨を半分にしたような形をし、ネック(棹)にはフレットがついている。当時の楽器の弦は製。ルネサンスとバロックでは弦の数が異なり、前者は同度やオクターヴの複弦を6組(コースという)具えるが、バロックには8~13、14コースにまで拡大された。このような数多くの低音弦を持つバロック期の楽器は、アーチリュートまたは、という。