音楽史トライアル()

J.S.バッハ その20~パルティータ

《6つのパルティータ集》はイギリス組曲やと並ぶバッハの3大組曲集の一つだ。舞曲楽章を組み合わせているが、その構成は極めて多様。アルマンド、クーランド、、ジーグというバロックの伝統的で基本的な舞曲を骨子とし、その間にバッハの時代に流行したメヌエットなどの舞曲や楽曲が置かれている。冒頭の楽曲も様々だが、1番変ロ長調BWV825の一曲目は、穏やかな情感とゆったりとしたテンポのである。