音楽史トライアル()

J.S.バッハ その21《ロ短調ミサ曲》

バッハの《ロ短調ミサ曲》BWV232については様々に議論されてきたが、近年では全4部からなる通作ミサ曲と見られている。第1部の「ミサ」は、1733年にに献呈され、とグローリアで構成される。その後バッハは最晩年に再度この作品を取り上げ、続く3つの部分を完成させた。なお、終曲の「われらに平和を与えたまえ」は、第1部のと同じ旋律が用いられている。