音楽史トライアル(古典派)

古典派の弦楽四重奏曲 その1

弦楽四重奏曲とは、古典派の時代に発展した室内楽のジャンルであり、通常、という編成をもつ。この弦楽四重奏曲が生まれるのに大きな貢献をしたのは、ヨーゼフ・ハイドンであるが、彼の初期の弦楽四重奏曲のなかには、気晴らしの音楽という意味のと呼ばれていたものもある。ハイドンの弦楽四重奏曲はほとんどが4楽章構成でつくられているが、なかにはという名前で呼ばれる弦楽四重奏曲のように、もっと楽章数の多い作品もある。