音楽史トライアル()

ショパン その2

作品番号の Op. はラテン語の opus=オーパスの略語で、の意味である。

ショパンの Op.1は15歳のときの「ロンド ハ短調」であり、続いて出版されたのはモーツァルトのオペラのアリアの旋律を主題にしたピアノとオーケストラのための作品「“奥様お手をどうぞ”による変奏曲」Op.2 である。

この曲についてドイツの作曲家の書いた 「諸君、天才だ。脱帽したまえ」 という言葉から始まる評論は、若いショパンの才能を初めて世に知らしめたという点で重要な意味を持っている。