音楽史トライアル(ロマン派)

シュトラウス一家

シュトラウス一家は19世紀におけるウィンナ・ワルツの隆盛におおいに貢献した。父であるヨハン・シュトラウスⅠ世は、昨今のウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートの最後に必ず演奏されるなどで知られる。その長男のヨハン・シュトラウスⅡ世も、父と同様に数多くのワルツを残したほか、《こうもり》やなどにより、ウィンナ・オペレッタの最盛期を支えた。彼の弟であるとエドゥアルトも作曲家として活躍した。