音楽史トライアル(近代)

アイヴズ

アメリカ音楽のパイオニアとして知られるチャールズ・アイヴズ(1874~1954)は、バンドリーダーをしていた父から最初の音楽教育を受け、大学でも作曲を学んだ。

しかし、を設立して実業家となり、そのかたわら作曲活動をする道を選んだ。また、彼の《管弦楽組曲第1番「ニューイングランドの3つの場所」》を初演したことでも知られる指揮者の活動を支援し続けた。

はじめはアイヴズの作品は楽壇からはほとんど無視されていたが、第二次世界大戦後になると、《交響曲第3番》がを受賞して注目を集めた。