音楽史トライアル(その他)

イタリアの都市と音楽:ヴェネツィア

16~18世紀に、サン・マルコ大聖堂を中心としてさまざまな作曲家が活躍していた。彼ら「ヴェネツィア楽派」の創始者とされるのは、フランドル出身のアドリアン・ヴィラールトである。そして、は、声部ごとに使用楽器を初めて定めたとも言われる「ピアノとフォルテのためのソナタ」を作曲した。

クレモナで生まれ、そののちマントヴァに行くものの、1613年にサン・マルコ大聖堂の楽長に就任してからは亡くなるまでヴェネツィアで過ごしたは、《オルフェオ》や《ポッペアの戴冠》などのオペラやマドリガーレ集などを作ったことで知られている。

「赤毛の司祭」とも呼ばれ、ヴェネツィアのピエタ養育院につとめていたは400曲以上の協奏曲を作曲した。