音楽史トライアル()

幻想曲の世界

19世紀にはとくに「幻想曲」ないし「幻想」という言葉のつく曲がたくさん書かれた。シューマンの《幻想曲 作品17》はもともと、の記念碑建立の寄付集めのために書かれた作品である。また彼は幻想小曲集というタイトルの作品をいくつか作曲しているが、そのうち《作品88》は、という編成になっている。ショパンも《幻想曲 作品49》を作曲しているが、のなかにも「幻想」という名前で親しまれている曲がある。

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