音楽史ミュージアムとは?
専門家による音楽史の詳しい解説を、当時の演奏を再現した撮り下ろしの映像や、当時使用されていた楽譜資料などと一緒にご覧いただけるコンテンツです。耳と眼を同時に活用して音楽史に触れることで、より立体的な知識を修得することを目的としています。
ここでは西暦4〜15世紀中頃までのヨーロッパに焦点をあてています。「前期」にはキリスト教と音楽の繋がりや楽譜の発祥など。「中期」では音の長短すなわち“リズム”を楽譜に示す方法について。「後期」では多声音楽や和声を用いた楽曲の初期を。これらを中心に、後世につながる音楽のルーツが詰まった時代をご紹介します。
『中世』で扱った年代の終わり、14世紀以降のしばらくについて触れています。「前期」では、ルネサンスにおける人文主義についてと、それが音楽に及ぼした影響について。「中期」ではキリスト教の神学が社会や文化に与えた影響。「後期」では声楽と器楽の発展を中心に、文化復興の時代をご紹介します。
音楽史においてバロック音楽の時代とされる、1600年頃から1750年頃までについて触れています。「前期」では、オペラの誕生とモノディー様式について。「中期」ではこの時代に活躍した音楽家たちと音楽ジャンル。「後期」ではそれぞれの国で独自に発展した音楽についてご紹介します。