音楽史トライアル(バロック)

チェンバロ

チェンバロはルネサンス期からバロック期にかけて全盛を誇った鍵盤楽器。16世紀にイタリアが最初の楽器製作の中心地となり、その後フランドルのアントワープに優れた製作家の一族が出て黄金期を迎えた。この一族の楽器は非常に優れていたため、17世紀後半のフランスの王侯貴族たちが愛好。その時代の趣味に合わせて改造して用いられた。これをチェンバロの専門用語でという。その後タスカンらによって18世紀フランス様式の楽器が作られた。ドイツにはバッハが楽長を務めいていた頃のケーテンの宮廷が購入したことで知られるらがいる。