音楽史トライアル(ロマン派)

レオンカヴァッロ

《道化師》(1892)というヴェリズモ・オペラで知られるルッジェーロ・レオンカヴァッロ(1858~1919)は、ナポリ生まれの作曲家である。台本作家でもあったレオンカヴァッロは、プッチーニのの台本も執筆したが、1897年に、プッチーニのオペラと題材を同じくしたを発表したことにより、ふたりは敵対関係に陥ってしまう。その後のレオンカヴァッロは、《ザザ》(1900)などのオペラも作曲するが、《フィガロの青春》(1908)や《ばらの女王》(1911)などのも手がけるようになった。