音楽史トライアル(ロマン派)

ブラームス その2

北ドイツ、ハンブルクの貧しい家庭に生まれたブラームスは少年時代を酒場で編曲やピアノを弾くアルバイトをして過ごし、20歳の時にヴァイオリン奏者レメーニーとともに故郷を出た。

最初に向ったのはレメーニーと同郷の巨匠の邸宅。しかしその巨匠との会見は上手くいかず、今度はデュッセルドルフに住んでいたの元を訪れた。今度は得意のピアノ演奏と作品が気に入られ、先輩芸術家と意気投合。それをきっかけとして世の中に広く認められることになった。その後その芸術家の妻で有名なピアニストとは、生涯にわたって友情を育むことになる。