音楽史トライアル(ロマン派)

ブラームス その7

ブラームスはヴァイオリン・ソナタを3曲作曲している。《第1番ト長調op.78》はというニックネームで呼ばれることが多いが、これは、第3楽章の主題として、ブラームス自身の同名歌曲の旋律が使われているためである。ちなみにこの曲の作詞をしたのは、という詩人である。

3曲のヴァイオリン・ソナタのほかに、ブラームスは「F.A.E.ソナタ」という名前のヴァイオリン・ソナタの第3楽章も作曲した。これは、3人の作曲家による共作で、残りの2人は、シューマンとである。