音楽史トライアル(近代)

ドビュッシー~《シリンクス》

ドビュッシーの《シリンクス》はフルートの独奏曲の名作。の戯曲『プシシェ』のための劇音楽として1912年に作曲され、翌年に初演された。この演劇はの神話を題材にしている。その粗筋はの求愛を拒んだ水辺の妖精シリンクスは、自らの姿を一本の葦に変えてしまう。パンはその葦で笛を作り、死ぬ前にそれを吹くというもの。タファネルの弟子のフルーリーによって初演された。