音楽史トライアル(近代)

スウェーデンの作曲家アルヴェーン

北欧ではノルウェーのグリーグ、フィンランドのシベリウスが有名だが、スウェーデンにも優れた作曲家が少なくない。こうした音楽家に19世紀末から20世紀前半にかけて活躍したアルヴェーンがいる。に生まれ、ヴァイオリンと作曲を学び、スウェーデン王立歌劇場のヴァイオリニストを務めるかたわら、作曲活動を行なった。その後は大学の音楽監督や合唱団の指揮者を務めた。5曲の交響曲やを数多く作曲した。とりわけ、の1曲目《夏至祭りの夜あかし》は親しみやすい作風から世界中で親しまれている。