音楽史トライアル(近代)

アントン・ウェーベルン

アントン・ウェーベルンは、1883年にオーストリアの貴族の家系に生まれ、1904年から1908年までのもとで作曲を学んだ。修行の終わりごろに作曲された作品のひとつに、管弦楽のためのがある。

そののち、師と同じように無調音楽、そして12音音楽を作曲するようになる。1934年の《協奏曲op.24》で使用されている12音音列は、それ自体にを含むという精緻な構造をもつ。