総合音楽講座 > 第6回 ロンド形式 > P6

コーダ

[楽譜7]

楽譜から分かる通り、前半は4小節フレーズ e 、後半は2小節フレーズ f と半分の長さになっているため、切迫感が生じています。

また e の最初の4音は既に d の最後とそのあとの「つなぎ」に現れていますね。そして最後に主和音を提示して曲は終わります。

ところで、e f は2回ずつ繰り返されていますが、1回しかないとどうなるのでしょうか。

[楽譜8]

どうですか? 何となく物足りなさを感じますね。

では、e が1回、f が2回のパターンと、 e が2回、f が1回のパターンではどうでしょう。