Jazz Index

Jazz 音階(おんかい)

さまざまなスケール

場合に応じてすでにあるスケールを多少変化させたり、全く新しいスケールを自分でつくることも可能です。(譜例3)

譜例3a  メジャースケールを変化

譜例3b  自分流スケール

 

音の数も、7個であったり8個であったり、スケールによって異なります。(譜例4)

 

譜例4a  
ブルースにも使われる
ミクソリディアンスケールは7音

 

譜例4b  
C7コードに使われる
スパニッシュ8ノートスケールは8音

 

このようにスケールの世界は自由に広げていくことが可能です。そのなかでも変わったスケールを、以下に紹介します。(譜例5)

 

譜例5a Lydian #5

 

譜例5b Double harmonic minor

しかし、音階のなかで一番一般的なものはメジャースケールとマイナースケールです。

それらの音階(長音階、短音階)についての詳細はこちら(クラシック向けの楽典解説)も参考にしてください。


 

スケールはアドリブの音使いを考える時や、曲をつくる時にも使われます。

スケールによって違う雰囲気の曲やアドリブをすることができます。

ここではブルースのスケール(譜例6a)の使われ方を例にとってみてみましょう。

 

譜例6a  ブルーススケール

スケールを使ってアドリブすることもできます。(譜例6b)

 

譜例6b 
ブルーススケールのアドリブフレーズ

 

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