音楽理論・楽典 > コード進行法の基礎

佐藤昌弘

1.はじめに

レ・ファ・ラ・ドからDm7、ファ・ラ・ド・ミ♭からなるF7、ソ♯・シ・レ・ファからなるGdim7…などなど、ご存知のようにコード(和音)には、とてもたくさんの種類がありますね。

しかしそれらを、ただ並べただけではハーモニーにはなりません。いくつかの単語を、ただ並べただけでは文章にならないのと同じことです。コードとコードをいかにつないで、きれいなハーモニーを形作っていくか、そのためのルールと方法が「コード進行法」で、これからその基礎をお話していきます。

なお、この講座では、トライアド(三和音)の四声体のハーモニーでなく、セブンス・コードやシックス・コードによるいわゆる四和音のハーモニーをとりあげていること、また、5声による譜例中には、クラシックの和声学では避けられている進行(連続5度、連続8度など)も含まれていることを、あらかじめお断りしておきます。それでは始めましょう。

本学教授 佐藤昌弘


コードの基本

コードの構造やカデンツの基本をわかりやすく解説

セカンダリー・ドミナント・コード

その調の主和音以外のダイアトニック・コードに
ドミナント・モーションする和音とは?

パッシング・ディミニッシュ・コード

パッシング・ディミニッシュ・コード(経過的な減七の和音)とは?

同主短調からの借用和音

部分的な転調で響きのニュアンスを変化

シックス・コード

トライアド(三和音)を少々味付け

♭Ⅱ7

代理コードの構造と使い方

テンション・ノート

テンションの基本とリッチな響きの作り方

トゥー・ファイブを用いた転調

ポップスで定番の便利な転調法を伝授

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