総合音楽講座 > 第9回 コンポジション【構成】 > P7

Ⅴ. イマジネーション

作品を作るには経験が必要ですが、次の作品からは大まかなイメージをもち、目標になるようなものを設定すると助けになります。

音楽作品には標題の付いたものや、詩歌・絵画などからイメージを受けた作品は多々存在します。

例えば{ 小説 / 詩 /旅行 /山や高原 / 海風や川 / 都会や街 }の、一日の中での変化や、四季の中での変化。

主な例

① 川をヒントにした「ブルタバ(モルダウ) / スメタナ」

② 風景を表現した「田園交響曲 / ベートーヴェン」

③ 一年間を表現した詩をもとにした「四季 / ヴィヴァルディ」

イメージが固まったら、そのイメージにはどんなユニットのどんな形がよいか・・・。

その為にはどんなパーツが必要か、逆算していくと良い作品が生まれることでしょう。

よりドラマチックにするには作品の中に事件を起こすことです。

最後に

恐れずに試行錯誤を繰り返し多くの作品を作る事によって、スキルアップしていくことでしょう。

よい作品が生まれる事を祈りつつ最後とします。