sus4 とはルートから3度上の音を演奏せずに、替わりに完全4度上の音を演奏するときに用います。
サス・フォーは理論上は短三和音からも作ることができますが(Cm sus4)、長三和音のサス・フォーと同じ構成音になるので習慣的に用いません。
サス・フォーで高められた音は、本来は和音の音ではありません(非和声音と言います)。その非和声音は本来の和声音に戻ろうとする働きがあります。言い換えれば、《非和声音は不安定な音なので、安定した音へ進もうとする》ということです。
非和声音が和声音に戻ることを解決と言います。
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→ 解决 → |
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→ 解决 → |
上記のように三和音で使われることも多いのですが、七の和音でも用いられます。
特にセブンスでは多く用いられますが、考え方は同じで「C7 sus4」のように用います(構成音は C - F - G - B♭)。