音楽理論・楽典 >  R&P キーボード講座 p.2 基礎練習

2-1.スケール練習

指は片手に5本しかないので、6音以上のフレーズを演奏する為には指の効率的な動き=「運指」の技術が必要。

右手の運指

まず右手で下のフレーズを弾いてみましょう。音符の上の番号は指番号。

1=親指 2=人差し指 3=中指 4=薬指 5=小指

3番目の「ミ」の音を弾いている間に、親指を中指の下に「くぐらせ」て「ファ」の音を弾くのがポイント。

逆に、降りてくるときは「ファ」を弾いている親指を中指が「またい」で「ミ」を弾く。 この時手のひらや肘が横方向にねじれることなく水平に横移動するのが理想的。

 

 

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左手の運指

※くぐらせたり、またいだりする順番が右手と異なるのがポイント。

両手のスケール練習

片手の運指をマスターしたら、両手で弾いてみよう。

上の例は「Cメジャースケール(ハ長調長音階)」であるが、全調で同じようなスケール練習をすることをお勧めする。

スケールによって運指が異なる場合があるが、どうしたら弾きやすいか工夫してみてほしい。正解とされる運指パターンはあるが、大切なのはプレイヤー自身が弾きやすく自由に指を動かせることなので、自分なりの運指をマスターすればよい。

2-2.リズムトレーニング

キーボードの演奏には、ギターやドラムのストロークのような規則正しい「反復運動」がないため、正確なリズムをとるのが難しい。メトロノームに合わせて練習するのも大事であるが、普段の生活でもリズムを意識することでリズム感を高める工夫が出来る。

<裏拍トレーニング>

下例のようなリズムを手や足を使って取ってみよう。

表拍であれば簡単なはず。

では裏拍ではどうだろうか?

表拍を頭の中で鳴らし、裏拍だけを正確に身体で刻むのは意外に難しい。

日々の生活の中で様々なリズムが聞こえてくるが、それに合わせて常に裏拍を身体で取る習慣を付けておくとリズム感が良くなる。

2-3.リズミック・スケール・トレーニング

2-1 のスケール練習に慣れてきたら、偶数番目の音符にアクセントをつけて弾いてみよう。

アクセントの差がはっきりわかるように弱いところは pp、強いところは ff のつもりで。

最初は結構難しいはず。だがこれをやることでスケール練習、裏拍のリズムトレーニング、アーティキュレーション(強弱)のトレーニングが同時に出来るので確実に効果が表れる。

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