音楽を書き表すために、「音符」と「休符」を用います。
音符は音の長さを示し、休符は休みの長さを示します。
音符や休符の組み合わせによって、「リズム」が生じます。
リズムの周期的な運動によって「拍子」が生まれ、「小節」へと発展します。
ここでは、音符と休符の長さについて説明します。
各音符の名称と長さを示します。長さは、4分音符を1とした場合の比率です。
二全音符(にぜんおんぷ)
長さの比率 8
全音符(ぜんおんぷ)
長さの比率 4
2分音符(にぶおんぷ)
長さの比率 2
4分音符(しぶおんぷ)
長さの比率 1
8分音符(はちぶおんぷ)
長さの比率 1/2
16分音符(じゅうろくぶおんぷ)
長さの比率 1/4
32分音符(さんじゅうにぶおんぷ)
長さの比率 1/8
64分音符(ろくじゅうしぶおんぷ)
長さの比率 1/16
128分音符(ひゃくにじゅうはちぶおんぷ)
長さの比率 1/32
4分音符1個(1)は、16分音符(1/4)4個と同じ長さになります。
4分音符1個(1)は、32分音符(1/8)8個分と同じ長さになります。
128分音符など出て来るのか? と思いますが、ベートーヴェンがピアノソナタ第8番「悲愴」の冒頭などで使用しています。
気になった人はぜひ楽譜を見てみてください。