全音符未満の長さの音符には縦に棒や旗が書かれますが、これを符尾(※1)と言います。
符尾の向きは一般的に次のように決められています。
① 第3線より下に音符があるとき、符尾は上向きに書きます。
② 第3線より上に音符があるとき、符尾は下向きに書きます。
③ 第3線の上に音符があるときはどちらでも構いませんが、下向きの習慣があります。
※1 「棒」の部分と「旗」の部分を別の名称で呼ぶこともあります。
その場合は棒を符幹(ふかん)、旗を符尾と呼びます。当スクールでは特に記載ない場合、「符尾」は棒と旗をセットで考えています。