音を装飾するのに、様々な装飾記号が使われます。
主要音と2度下の音(装飾音)を素早く往復します。
↓ 奏法例
上例:バッハ《ゴルトベルク変奏曲》
主要音と2度上の音(装飾音)を素早く往復します。
↓ 奏法例
奏法例①
奏法例②
上右例:バッハ《インベンション第2番》
2通りの奏法の解釈があります。左例はより一般的で、近代以降はほぼこの形です。右例は、バロックなどでよく演奏される例です。 この曲(バッハ『インベンション第2番』)の場合は、両方ともよく見かける演奏です。
同じ記号で、後述する「トリル」を指示している場合もあります。