次に、ドイツ語の音名を見てみましょう。
C | D | E | F | G | A | H | ||
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ツェー | デー | エー | エフ | ゲー | アー | ハー |
その他のドイツ語アルファベットの読みはこちら
1)シャープで半音高められると、is を付ける。
C を半音高めると、Cis (ツィス) → |
2)フラットで半音低められると、es を付ける。
D を半音低めると、Des (デス) → |
例外.母音の E と A にフラットを付ける場合は、 s のみ付けます。 E + s = Es, A + s = As
例外.H を半音低めると、B(ベー) になります。
3)ダブルシャープで2半音高められると、isis を付ける。
E を2半音高めると、Eisis(エイシス) → |
4)ダブルフラットで2半音低められると、eses を付ける。
F を2半音低めると、Feses(フェセス) → |
例外.母音の E と A にフラットを付ける場合は、ses を付けます。E + ses = Eses, A + ses = Ases
例外.Ases は、Asas(アサス) でも構いません。
例外.H を2半音低めると、Heses(ヘセス)、Bes(ベス)、もしくは BB(ベーベー)になります。
ドイツ語は発音の関係上、イタリア語と比べ、音名唱などで歌うには向きませんが、臨時記号がついた場合の呼び名は簡潔で、合理的に体系化されています。そのため、派生音を含めた絶対的な音の高さを伝える場合に、とても広く用いられています。
フラット系には例外的な呼び名が多いので気をつけましょう。