オクターブの位置を含めた音の絶対的な高さの表示方法は各国により違いがありますが、日本では主に日本語で表しています。日本の表示の仕方はドイツ語の影響を受けており、両者を比較すると大変似ていますが、ここでは日本語の表示方法のみ説明します。
ピアノのほぼ中央の「ド」を「1点ハ」(いってん ハ)と呼びます。バス記号、下第3線の「ラ」を「下1点イ」(したいってん い)と呼びます。「嬰」「変」なども利用し、「3点嬰ト」のように、絶対的な音の高さを表すことができます。参考までに、ピアノの音域は 下2点い ~ 5点ハ までとなります。
ひらがなとカタカナを正しく使い分けられるようにしましょう。慣れないとピンとこないのですが、上手に覚える工夫をしてください。