音程とは、ある2つの音の距離を表します。
2度、3度のように度数(どすう)で表します。
同じ高さの音を「1度」と数えます。
シャープやフラットなどの変化記号が付いても、度数は変わりません。
以下の譜例はすべて1度です。
1度の例
下のように、隣り合った音の高さは2度と数えます。
2度の例
2度の例の2つ目、Si # と Do は、ピアノで弾くと同じ高さの音になりますが、音程は2度と数えます。
この Si # と Do のように、違う高さで書かれた同じ音のことを、異名同音(いめいどうおん)といいます。
音程を数える際に、異名同音の音に変えて読んではいけません(例えば、Mi # を Fa と読みかえること)。