まず前ページのように、幹音同士の音程を割り出します。
その後、下の図を用いて、
1)上の音にシャープが付いた場合は 広くなる方向に
2)上の音にフラットが付いた場合は 狭くなる方向に
3)下の音にシャープが付いた場合は 狭くなる方向に
4)下の音にフラットが付いた場合は 広くなる方向に
というように、音と音が遠ざかるごとに広くなる方向へ、近づくごとに狭くなる方向へ変化します。
1)例題 左
La - Si の幹音同士の音程は「長2度」。
下の音が低められ距離が広がったため、「増2度」となる。
2)例題 中央
Fa - Re の幹音同士の音程は「長6度」。
下の音が高められ距離が狭くなったため、「短6度」となる。
3)例題 右
Sol - Re の幹音同士の音程は「完全5度」。
上の音が高められ距離が広がったため、「増5度」となる。