総合音楽講座 > 第8回 ピタゴラスと平均律とトランペット > P1

ピタゴラスとトランペットと平均律の関係が学べます。

曽我部清典

はじめに

何やら、落語の三題噺のようですが、これは、音楽上のちょっとした数字のお話です。

音階を周波数で表すときに、ピタゴラスとトランペットと平均律はどのように関係しているのか、それを解き明かしてゆきましょう。

ピタゴラスは、皆さんもご存知のように、紀元前6世紀ギリシャの数学者・哲学者ですが、有名なところでは、3辺の比が3:4:5になる三角形は直角三角形であるという「三平方の定理」は、中学生でも知っている彼が発見した中では最も有名な定理ではないでしょうか?

さて、このピタゴラスですが、音楽上でもとても重要な法則を発見したと言われています。
それは、今では「ピタゴラス音律」と言われるもので、全ての音階理論の元になったとも言われています。
まず、その「ピタゴラス音律」について説明してゆきましょう。

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