楽典解説 > 音符と休符(おんぷときゅうふ)  p.6

符尾(ふび)

全音符未満の長さの音符には縦に棒や旗が書かれますが、これを符尾(※1)と言います。

符尾の向きは一般的に次のように決められています。

① 第3線より下に音符があるとき、符尾は上向きに書きます。

② 第3線より上に音符があるとき、符尾は下向きに書きます。

③ 第3線の上に音符があるときはどちらでも構いませんが、下向きの習慣があります。

※1 「棒」の部分と「旗」の部分を別の名称で呼ぶこともあります。その場合は棒を符幹、旗を符尾と言います。当スクールでは特に記載ない場合、「符尾」は棒と旗をセットで考えています。