楽典解説 > 音符と休符(おんぷときゅうふ)  p.10

さまざまな連符の形

連符の中に休符を含むなど、様々な形が見られます。

ここでは3連符の表記の一例を示します。

他の連符も同様に考えてください。

括弧について

① 符尾側に数字のみ書く(右端、または左端に休符を含む場合は不可)

② 括弧を使って書く

③ スラーを使って書く

連符に休符を含む場合

① 両端以外に休符を含む場合、連桁が可能。

② 両端の一方、または両方が休符の場合、括弧やスラーを用いて範囲を示す。

③ 休符が複数のこともあり、長い休符に置き換えることが可能な場合がある。

ただし、③の前者のように「弱+弱」で休符をまとめることは不可能で、後者の「強+弱」は可能。

リズムが細分化される場合

連符によって分割された音がさらに分割されたり、結合されることがあります。

連符は様々な表記があり、下記の例はほんの一例にすぎません。

下記のように、連符によって分割された音がさらに連符で分割されることがあります。