総合音楽講座 > 第6回 ロンド形式 > P8

全体の分析譜

[楽譜11]

こうして全体を分析譜と共に聴いてみると実に計算が行き届いている事が分かります。

どちらの部分も a の要素を含み、それぞれの部分がスムーズに 音楽が進行して行くようになっている事。

より16分音符が多く、流動的に聞こえる事。

・また、それぞれの部分は調性が異なり、特には曲中唯一の短調で最も大きな部分であり、クライマックスを含んでいる事。

・コーダは両手とも16分音符で動く小節数が最も長く続くので、曲を終わらせるのに相応しい華やかさを持っている事。

モーツァルトの音楽は自然なのでこれらの事は気がつきにくいのですが、こうして見て行くとなぜ彼の音楽が自然に流れつつも生き生きと進行して行くのかという事が読み取れ、またどのように演奏しなくてはならないかがはっきりします。

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