そして、時代はいよいよロマン派の時代に進んでいきます。
古典派の後期(ベートーヴェンが活躍した時代)からロマン派はちょうど19世紀に相当します。
19世紀は、イギリスで始った第1次産業革命がヨーロッパ全体に波及していき、工業が盛んになり、経済が急速に拡大を始め、資源と市場の確保は大国の命題となり、工業力を背景に各国は軍事力を拡大していく、という時代です。
その中で都市型社会が形成され始め、資本が大都市に蓄積して、オーケストラも拡大していきます。
そのような時代の中で、日本も荒波に呑まれそうになりながらもギリギリの舵取りで欧米列強の植民地になることを免れるのです・・・。
では、シリーズの第2弾〜ロマン派の時代〜をお楽しみに!