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D(ドミナント)がもたらす音楽的効果

次の曲は、ジャジャジャジャーンでおなじみのL.v.ベートーベンの交響曲第5番「運命」の最後のところ、第4楽章おしまいの部分です。

皆さんは楽譜上のT(トニック)とD(ドミナント)の和音のSTOP!と書かれたそれぞれ好きなところでポーズボタンを押して演奏を止めてみてください。

特にDで強制的にストップすると、どんな気分になるでしょうか。

音源を聴いてみましょう。(音源は最後の「STOP!」で止まります)

えっ?

それでは世の中にはドミナントで終わるような曲は存在しないのか、ですって?

・・・話が長くなりすぎるのでこの辺で。